9月中旬にから10日間ほど、小野リサさんのツアーで、ニュージーランドとオーストラリアに行ってきました。ニュージーランドはオークランド、オーストラリアは、アデレード、シドニー、メルボルン、ブリスベンという順で回りました。どちらの国も自分にとっては初めて。飛行機でだいたい10時間くらい。南半球なので季節はちょうど春頃で、どこも涼しく、時差もほとんどなくて、時差ボケの心配もなし。
今回のツアーでは、途中でバンドメンバーの一部が入れ替わったのですが、前半のオークランドとアデレードはピアノの林正樹くんと、サックスのアンディべヴァン、以降はピアノがフェビアンレザパネさんと、チェロの伊藤ハルトシくんで、ドラムの斉藤良くんと自分は全行程参加という形でした。アンディは、アデレード出身なので、色々オススメのスポットなどを案内してくれました。アンディに案内してもらった、市場の中にあるマレーシア料理の食堂で食べたカレーが美味しかったなー。また、チェロの伊藤ハルトシくんは、子供の頃にシドニーに住んでいたことがあって、チェロを始めたのはシドニーに住んでいた頃だそうです。
会場はどこもそれぞれ個性的で、素晴らしかったです。中でもやはりシドニーのオペラハウスは世界遺産にもなっているオーストラリアのアイコンのような建築なので、そのステージで演奏するというのはなかなか感慨深かったです。このホールの貝殻を重ねたような外観は有名ですが、ホールの内装も素晴らしいものでした。完成してから50年近く経っていますが、全く古さを感じないデザインで、手入れもよくされていて大切に使われているんだなと感じました。また、ホール付きのスタッフの方々は、このホールで働くことを誇りに思っているんだろうなと感じる仕事ぶりで、感銘を受けました。時間の都合で、バックステージとホールしか見ることができなかったのがちょっと残念でした。
アデレードとブリスベンでは割と時間があったので、少し街中を観光し、美術館や博物館にも行ってみました。
美術館ではオーストラリアのアーティストの作品を中心に、古いものから新しいものまで、結構な量と種類の展示がされていてかなり見ごたえがあり、博物館では、アボリジニに関する展示が豊富でとても興味深かったです。ちなみに、どこも無料でした。素晴らしい!
楽しいメンバーと、細やかなサポートしてくださった現地のスタッフの皆さんのおかげで、あっという間の10日間でした。