盛岡公演は無事に終わり、終演後にタンゴ界では有名なアンサンブルというお店へ。喜多さんと小松君は当然、演奏をされたわけですが、このお店には何十年も前から使われている譜面が沢山あるらしく、それを次から次へと演奏していきました。1曲終わるごとにオーナーの森川さんが次の曲の譜面を置いていく様子はまるでわんこそばのようでした。
2軒目は喜多さんが学生の頃から(盛岡は喜多さんの地元です)通っていたというジョニーというジャズのお店へ。エレベーターで地下へ下りて、扉が開くと、マスターが完璧なだじゃれで迎えてくれました。ライブが終わった後らしく、地元のミュージシャンの方々が残っていて、丁度ウッドベースもあったので今度は僕が一緒に演奏させていただきました。結局この日ホテルに戻ったのは3時半。まだそんな体力があったか。翌日いったん東京に戻って今度は山口県の防府へ。クアトロシエントスでも時々一緒に演奏している吉田篤君のご実家です。今回お母さんが主催者側スタッフで、いろいろお世話になりました。ちなみに、バンドネオンの北村君の田舎も確か山口県でしたね。よく響くホールで、気持ちよく演奏できました。この日はみんなホテルでおとなしく就寝。写真は山口宇部空港の出発ロビーにて。全日空のお試し用スーパーシートの座り心地を試す2人。まだ眠いもんねー。さて今日はお昼頃羽田に戻ってきて、そのままブルーノートに入りました。ツアー最後の会場です。何年か前に葉加瀬バンドで出演したことがあるのですが、それ以来です。リハが終わって本番まで結構時間があったので、銭湯に行ってきました。ネットで検索したところ、歩いて10分くらいのところに清水湯という銭湯を発見。行ってみたら見覚えのある看板でした。入ってみると日本の正しい銭湯というかんじで、お湯もけっこう熱め。最高でした。手ぬぐいをぶら下げて青山通りをぶらぶら歩きながら戻ってくると、浴衣の人が結構目につきます。たぶん隅田川の花火大会があるからでしょう。いいですねー。さて、あと1時間くらいでファーストステージが始まります。がんばりまーす。