韓国行ってきました。

韓国について、ホテルにチェックインしたあと、すぐに街中のリハーサルスタジオへ。なんだかさっきまで誰かがレコーディングしていたかのように楽器にマイクがたっていたんですけど、このまま練習していいんですかね。
チェロのソンさんが来るまでの間に新しいアレンジの曲を練習する。そうこうしているうちにソンさんがやってきた。再会のあいさつをすませ、さて、じゃあリハしますか、と、そのとき、ソンさんが譜面を全部家に忘れてきたことに気づく!うんうん、そうこなくちゃ。で、バイク便か何かで譜面を届けてもらっている間に、ルグランタンゴ(チェロとピアノデュオの曲)をリハして、それが終わる頃に丁度譜面が届きました。時間を有効に使えて良かったね。
リハのあとは、お待ちかねの晩ご飯です。この日の夜は、スタジオのそばにある定食屋さんという雰囲気のお店に行きました。お店の内装は、さっぱりしていて、ちょっと喫茶店っぽいんだけど、出てくる料理は結構気合いが入ってました。プルコギ定食っていうのを頼んでもらったんだと思うんだけど、なんか小皿にキムチやらなにやら、野菜関係がいっぱい出てきます。通訳のイさんの話では、キムチは無限です、とのことでした。いいですね。無限。でもそんなに食べられないよ。

ちなみに、右の写真は帰国する日のお昼に最後にご馳走になったお昼ご飯です。最初はおかゆとか、水キムチとかが小皿に出てきて、あ、最後はさっぱりで丁度いいな〜と思っていたら、次から次へ料理が出てきて、あっという間にテーブルがいっぱいになってしまいました。それでも料理が出てくるので、お店の人が各人の手元のお皿に勝手によそって、スペースを空けていくという、まさにご馳走攻めでした。最終的にテーブルの上はこのような状態に。あまりに皿の数が多いので手をつけてない料理があっても気づかないという・・・。本当においしい物をたくさんご馳走になりました。

さて、本番当日、ホテルから車で会場に向かったのですが、途中凄い渋滞でした。あとで聞いたんですが、軍の演習か何かがあったために交通規制があったとのことです。そのため予定より少し遅れてホールに到着。休む暇もなくセッティング、リハーサル。ホールは大きすぎず、丁度良い響きで、PAもよかった。演奏していて気持ちいい。
そして迎えた本番も大成功でした。お客さんもほぼ満員。2年前に韓国で演奏したときもそうだったけど、韓国のお客さんは1曲演奏するごとにものすごい拍手をしてくれます。演奏する自分たちも自然に盛り上がるのですが、盛り上がりすぎて僕は最後の数曲、手がぱんぱんに張ってしまい握力が無くなり、弓を持っているのが精一杯でした。何とか持ちこたえましたが。
今回はピアソラの曲が殆どだったのですが、アンコールが終わって、楽屋に戻る間、日本人の僕らが韓国でピアソラの曲を演奏していることを、ピアソラ本人が生きていたらどんな気持ちになるのかなぁ、などとぼんやり考えながらステージの裏を歩きました。
写真は終演後のサイン会場に到着したところ。ものすごい行列で、殆どの人がカメラを構えているので、びっくりしてしまいましたが、負けじとこちらも撮ってみました。
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というわけで、ソンさん+クアトロシエントスでの2回目の韓国公演、大成功!stompmusicの皆さんには本当にお世話になりました。ありがとう!また来年もいけるかな!?

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