仕事もぼちぼち始まってきましたが、この年末年始はいかがお過ごしになりましたか?ぼくは一昨年までは、大阪で綾戸さんの年越コンサートがあって、元旦に東京に戻ってくるというのが3年続いていました。元旦のがらがらの新幹線に乗って、車窓から富士山を拝んで帰ってくるというのもなかなかいいものでしたが、やっぱり家でジルベスターコンサートを観たりしながら年を越すとより盛り上がりますね。古澤さんは相変わらず帽子がよくお似合いでした。小曽根さんのラプソディ・イン・ブルーもおもしろかったなぁ。でもそのあと勢いで朝まで生テレビまで見てしまい、最終的には暗ーい気持ちで床についたのですが。昨日はブルーノートへパットメセニーグループのライブ観に行ってきました。初メセニー詣で。何人か知り合いにも会いましたがギターの天野さんとはそのまま飲みに行ってみたりして朝5時マデ。そして今日もミーティング兼新年会的な集まりがあり渋谷へ行きました。ハチ公前で待ち合わせたんですが、ちょっと早く着いたので、遅ればせながら岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」を見てきました。マークシティとJR渋谷駅との連絡通路にどかーんと飾られています。なんだ!これは!!としかいいようがありません。鳥肌が立って、息苦しくなりました。通勤通学で毎日この絵の前を通る人たちは当然ほとんど素通りしているわけですが、初めてこの絵を目の当たりにした僕には人々がなぜ素通りできるのか理解出来ず、すごい違和感を感じました。それだけこの絵がものすごいエネルギーを放出しているんだろうなぁ。芸術は爆発だって、まさにこの絵そのものですね。実は小さい頃、大阪の万博公園のすぐそばにすんでいたことがあったので、太陽の塔には親しみがあります。そして高校の頃毎日通っていたなじみのある場所にこの絵が設置されたことで、古い友達と縁あってまた再会できたような気持ちもしています。今度から渋谷で待ち合わせるときはここにしよう。追記:奇しくも今日は岡本太郎の命日でした。