こんにちは。今、富山から新潟へバス移動中です。ちょうど親不知の辺りを通過したところですが、雲は垂れ込めていて海は鈍色という、いかにも日本海といった風情です。反対側には雪を頂いた北アルプスが見えています。今週の前半は大分と長崎に行って来たのですが、長崎公演の翌日は遅めの出発だったので、午前中に街中を散歩しました。最初は観光名所っぽいような所を何となくめざそうかなーと漠然と歩いていたのですが、坂を上ったりしているうちに少しずつ遠くの景色が見える様になっていくのがたのしくなって、気がついたら山登りをしている気分になっていました。けっきょく星取山という山の頂上まで歩いてしまいました。山と言っても頂上付近まで住宅地です。頂上付近には小さな墓地がありました。写真は頂上から少しくだった辺りの駐車場から撮りました。おっきい船が泊まっているところは造船所だと思います。長崎の町は山に囲まれていて坂が多く地形も複雑なので、住宅の間は細い路地が迷路の様に入り組んでいます。こういう場所に来ると何となくわくわくしてしまうんですよねー。子供の頃に坂の多い神戸に住んでいたこともあるので、童心に帰るのかも知れません。こんなに立体的な地形の町に住んでいると、平坦で碁盤の目の様な造りの町に住んでいる人とはまた違った感性が育つんじゃないかなーと思います。少なくとも空間を認識する能力とかには影響があるのではないかと。結局2時間くらい歩きまくったため、さすがに戻ってきてしばらくの間足の筋肉がぷるぷるしてました。長崎に住むと足腰も強くなるかも。