活動停止してだいたい2ヶ月経ちました。まだまだ収束には程遠いのでしょうが緊急事態宣言も解除されつつあるので、そろそろといろんなことが動き出すのかなと感じてます。
とはいえ、ライブを気兼ねなく出来るようになる見通しはまだ全然立たないですね。社会的には生演奏を聴く場所というのは人が密集して大きな声を出してウィルスを撒き散らす=感染リスクが高い、というように認識されているのでしょうが、僕が出演しているお店は大体お客さんは演奏中とても集中して聴いてくださるし、もちろん無言なので、居酒屋に数人で飲みにいくよりは間違いなく感染のリスクは低いはずです。そもそもお客さんあんまり来ないし。なので実態とかけ離れた基準を押し付けられてそれに従わなければならない理由はないと思っています。大切なのは感染を広げないことであって、なんの工夫もせずにただ国や都から言われた通りにじっとしている必要はありません。
最近ニュースを見ているといろんな種類のスローガンがだいぶ幅をきかせていて、政府や自治体やメディアも念仏のようにそれらを唱えるようになっていて、言ってる人も聞く人も思考が止まってるんじゃないかと思います。こういった類のスローガンって、大抵すごい変な言葉で、最初は馬鹿みたい、って思っても、今回みたいな緊急事態にとにかく人を動かさなきゃ、という場面ではそれなりの効果があるんですよね。でもずっと叫んでるうちにだんだん馴染んできちゃって、いつの間にかその言葉に支配されちゃう。だから、慣れてきた頃にこそ注意深くその言葉本来の意味をよく考えるのが大事なんだなと思ってます。
というわけで、ぼちぼち自分も動き出すことになりそうです。5月のスケジュールは不確定なことが多すぎて結局更新しなかったのですが、5/29の喜多直毅トリオはいろんなことに配慮しつつも開催することになりました。人前で演奏するのがあまりに久しぶりなので、どんなことになるのやら。途中で力尽きて倒れてしまうかもしれませんがそれもまた良しということで。一応時々楽器弾いてましたんで楽器の構え方くらいはだいたい覚えてます。
それから、5/24の19時より、ピアノの畑野圭慧さんとカフェブールマンから1時間ほど配信します。演奏も少しします。畑野さんはこの自粛要請中の期間、毎日自宅から配信をされているとのことです。24日はもともと畑野さんとブールマンでDUOのライブをやる予定でしたので、この日は畑野さんの配信をブールマンからさせていただけることになりました。短い時間ですがもしお時間ありましたらご覧ください。
6月のスケジュールも更新しましたが、急に色々なことが変更になったりする場合があるかもしれませんので、その場合は何卒ご容赦ください。
また書いてしまってすみません。 読んでて「ホントっ、そう!」って思ったもので。
わかりやすい言葉を振りかざし続けるのは危険なことです。 使ってるうちに言葉が思考を形作ってしまう。 しかも根拠がはっきりしない情報が最近多い。 二元論ではなくあらゆる考えに耳を傾け検討しつづけてこそ、より良い状況が産み出せると思います。
後になってしまいましたが、久々のネット接続でエルチョクロの林さんとのデュオをアーカイブで見せていただきました。 お二人の新曲もしっとりと美しく「El Retratador」を彷彿とさせました! 私もデュオアルバムを出していただきたいです! 素晴らしいライブ、ありがとうございました!!
越智さん、コメントありがとうございます。
エルチョクロの配信もご覧いただきありがとうございます!新曲も聞いていただけて良かったです。林くんとのDUOアルバムもそろそろ自作を作りたいですねー。