5月に入ってからタンゴのリハやライブが続きました。そういえば先月の話ですが、宮崎では、すっかり田植えが終わって大分稲が育っているのにもかかわらず、鯉のぼりが立っていましたねー。宮崎ならではの景色なんだろうなと思いました。ついでに思い出しましたが、鯉のぼりと一緒にはためくカラフルな吹き流しは一体どう意味があるのだろうと思っていたので、ちょっと調べてみました。元々は吹き流しだけを魔除けとして飾っていたそうですが、鯉が竜門(中国の地名)の急流を上りきると竜になるという故事に因んで(登竜門という言葉はここから来ています)、男児が出世しますようにとの願いを込めて吹き流しに鯉の絵を描いたのが、鯉のぼりの始まりということのようです。ちなみに、吹き流しの5色というのは古代中国の五行説にちなんだ、木火土金水を表す色だそうです。全然知りませんでした。他にも菖蒲と尚武をかけたりとか、色々こじつけてます。もちろん理由があるのでしょうが、きりがないのでこの辺にしておきます。
話を戻しますが、ヴォーカルのsayacaさんの呼びかけで集まったメンバーで、高槻ジャズストリート、STB、関西外語大学の公開講座と、3回の本番がありました。高槻ジャズストリートでは、大きなホールで演奏させてもらったのですが、お客さんがぎっしり。そしてジャズのイベントなのに演奏するのはタンゴ。でもだからこそ燃えたという部分もあったかも。この高槻ジャズストリートはどの会場でも無料で演奏を聴けて、パンフレットも無料配布なんですが、それで良く運営できるなーと、感心しました。実行委員の方々の熱意や、ボランティアや町のお店の協力があってのことだと思います。これからも続いていくといいですね。
STBでは2ステージの演奏でしたが、リハでも全曲通したので、本番終了後にはみんな結構ぐったり。でも、達成感がありましたねー。お客さんもいっぱいで盛り上がりました。演奏も良かったのではないかと。関西外語大では、公開講座ということで、普通のコンサートとはちょっと趣が違いました。学生さんの若々しい司会とかが、良かったです。ぜんぜん関係ありませんが、この大学のキャンパスは小松製作所の工場跡地に建てられたそうで、近くを通っていたバスの行き先には、小松団地行きっていうのがあった。
さて、来週はクアトロシエントスで韓国に行ってきます。これまでにも何度も共演している韓国のチェリスト、ソン・ヨンフンさんのCD発売記念コンサートです。2年ぶりの韓国、楽しみです。やきにく〜たべたい〜
そんなわけで、今月前半はなぜかタンゴの本番が団子のように固まってます。端午っていうのは、月の最初(端)の午の日、という意味で、この時期に端午と団子をかけた、だんご3兄弟という歌が流行ったりしました。そのため、5月になるとタンゴが盛んに演奏されるようになりました。(うそ)